習い事に行くのに40分かかる中山間地で、子ども達が気軽に集まれる場づくりをメインで担当して下さる方を募集します。
新潟県三条市下田(しただ)地域。ここは、子ども達が習い事をするにも車で40分かかる中山間地です。いままでご自身が経験されたことや、挑戦したいことを「地域」や「子ども」と掛け合わせてみませんか?
・塾や児童クラブの無いこの地域で、子ども達が気軽に集まって、学びやクリエイティビティを発揮できる場づくりを広げていきたい。
・地域の方々がもっと自分の地域に愛着を持つことで、これから先も人が住み続ける町にしたい
このような想いを、当NPOでは長く繋いでいきたいと考えています。
私達は2014年に閉校した旧荒沢小学校を拠点に、具体的に下記のような取り組みをしています。
NPOソーシャルファームさんじょう「場づくり」「教育」「移住支援」分野の取り組み
➀プログラミング体験イベント
▲ゲーム制作体験の様子
現在は主にScratchというビジュアルプログラミング言語を使って子ども達と一緒にゲーム制作体験をしています。
ご家族の出入り自由としているので、参加者のお母さんと小さなご兄弟が近くで遊びながら時間を過ごすことも。
何組か参加された時には親子どうしのコミュニケーションも生まれ、ちょっとした憩いの時間になりました。
➁下田ぱるたを使ったワークショップ
子どもたちに地域愛着を育んでほしいという想いから始まった下田ぱるた制作。
下田地域を集落ごとにピースにして「パズル遊び」「かるた遊び」「タワー遊び」3種類の遊び方ができる教育教材です。
※長岡造形大学福本研究室(合同会社ハブ)と共同で制作中です!2023.11月現在
▲パズルの様子。集落ごとに切り分けられたピースを繋げて下田地域を完成!
▲【かるた】用の読み札アイデアシート。有志の子ども達はじめ地域の方と一緒に作っています。
これからも継続的に地域の方々と、下田ぱるたを通した地域再発見の場を作っていきたいと考えています。
➂各隊員の経歴やスキルを活かした子供向けイベント企画実施
地域小学生の夏休みや冬休みに、「なつプロ」「ふゆプロ」を開催しています!
例えば、「なつプロ」の場合…
①昆虫食に詳しい協力隊員による、昆虫食の授業「昆虫食の世界」
②小学校低学年の子が自分で料理を作る企画「ひとりでできるもん!」
③夏恒例行事!総勢30人で撃ち合う「水鉄砲合戦」
など、全11プログラムを企画・運営しています。
▲予想以上の昆虫食に言葉を失う…
▲協力隊も混ざって一緒に!
他にも、
・親子里山体験(田植え、稲刈りイベント)
・修学旅行生や遠足の受け入れ
・イベントへの出店(子ども向け遊具の運営)
をしていたりと、たくさんのイベントを実施しています。
④下田のPRキャラクターやゲーム等の展開
こちらは下田地域を盛り上げるため、地元の中学生が考えてくれたキャラクター「ササブサゆきっちと仲間たち」です。
イラストは同じく下田地域出身の高校生が担当しています。
▲オリジナルゲーム「しただGoクエスト」にも出演!
この「しただGoクエスト」は私達がお世話になっている地域の方が制作をしてくださり、下田地域をフィールドに冒険を繰り広げるRPGゲームとなっています。
体験ブースを構えた際は子どもから大人まで、幅広い年齢の方に楽しんでいただきました。
▲体験ブースでしただGOクエストを遊んでいる子どもと、製作者の樋口さん。
活動の現状
この中には、決まった担当者がおらず充分に地域のみなさまへ届けられていない取り組みもあります。
そこで、➀~④のような取り組みを通して「地域で場づくりをしたい」という想いを持っている方を募集いたします。
※当NPOの他分野での事業は、こちらのURL(https://smout.jp/scoutees/18753).をご参照ください。
求める人物像
・地方移住や二拠点生活に興味があり、検討している方
・地域課題に関心があり、ご自身のスキルで地域貢献したい方
・地域住民の方々や子ども、親御さまと積極的にコミュニケーションをとりたい方
・学校や市役所など、外部との継続的なやりとりに携わっていける方
・子ども向けイベントのサポートや運営に携わっていける方
望ましい経歴、資格(※必須ではありません)
・プログラミングの実務経験のある方
・デザイン関連での実務経験のある方
興味のある方は、ぜひ下記までご連絡ください!お待ちしております!
【採用担当メールアドレス:sfs289.recruit@gmail.com】